6月27日(金)大御堂廃寺跡で礎石移動体験をしました(5・6年生)
6月27日(金)に、大御堂廃寺跡で礎石(そせき)移動体験がありました。
さかのぼること、今から1400年前。大御堂に山陰初の寺が建てられました。そこに建立された三重塔の中心の柱を支えたのが今回の礎石です。この礎石は73年間上灘小学校の敷地に置かれていましたが、この度、もとあった大御堂廃寺跡に戻されることとなり、5・6年生が移動体験をしました。
各クラスごとに4トンの礎石を建立当時の方法で移動しました。移動を終えた子に話を聞くと「昔の人はすごい。」「頭がいい。」と話してくれました。5年2組が動かす際には礎石が動かなくなるハプニングもありましたが、6年生が助けに入ることで無事移動できました。
機械のない時代に重く大きなものを動かす工夫や協力の大切さを味わえた体験でした。
昔の人の工夫が積み重なってきたからこそ、今の便利な生活があります。また、工夫したり協力したりすることは、いつの時代もしていることです。これからも子どもたちにはその姿勢を大切にしてほしいと思います。