臨時全校朝会(交通安全、迷惑行為)
新年度がスタートして2か月が経ちました。日々の授業や様々な行事をとおして子どもたちは成長しています。しかし、心配な面もあります。その一つが交通事故です。
大きな交通事故につながる行為が3回ありました。1回目は、自転車で国道を横断しようとしての飛び出しでした。2回目は、ヘルメットをかぶらずに自転車で坂を下り、そのまま交差点で飛び出したことです。3回目は、国道の横断報道のない場所を走って横切り、中央分離帯の植え込みから飛び出したことです。いずれも自動車の運転手がブレーキを踏んで事なきを得ましたが、大事故になっていてもおかしくない状況でした。
事故予防だけでなく事案が発生した場合も全学級で指導を行っていますが、繰り返し起きたため臨時の全校朝会を行いました。全校朝会では、飛び出しが起きた場所の写真を子どもたちに提示し、飛び出すと何が起こるか、体はどうなるか、事故の当事者である本人や家族、親戚、友だちがどのように思うかなどについて考えてもらいました。また、過去に起きた事故についても話し、「交差点で安全確認をすること」「横断歩道を渡ること」「自転車乗車時はヘルメットをかぶること」「道路で遊ばないこと」などについての確認と、みんなが幸せに暮らせるように、ルールやマナーがあること。道路での交通ルールや「廊下を歩
く」などの学校のきまりもそうであり、ルールやマナーを守ることが事故を防ぎ、皆が幸せになれることについても伝えました。
交通事故と合わせて、地域の方の声として、自転車置き場の屋根に登る、駐車場で子どもが遊び車の往来に支障があったこと、道路や駐車場にごみを放置するということがあることも伝え、指導しました。
今後、事故や迷惑行為が起きないよう継続して指導したいと思います。もし、地域でこのような子どもたちの姿を見かけられましたら、その場で子どもたちに声をかけていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。