修学旅行
修学旅行1日目
<出発式>
すばやく整列し、子どもたちは児童代表あいさつや先生からの諸注意にしっかりと耳を傾けていました。進行もスムーズで、予定よりも早く出発することができました。
<結団式>
3校そろっての式です。「時間厳守」「周りを見る(周囲への配慮)」「また来てと思ってもらえる」修学旅行にすることを確認しました。どの学校の子どもたちも真剣に話を聴く姿勢が立派でした。
<平和記念公園>
はじめは資料館見学です。足を進めるほど、子どもたちの表情が変わっていきました。展示館から出てきた子どもたちは「戦争の怖さがわかった。」「原爆の恐ろしさがわかり、途中で怖くなった。」「戦争はしてはいけないと強く感じた。」と感想を述べていました。
昼食後は、被爆体験伝承者の講話です。被爆者から聴き取られた被爆体験や思いを語り終えた伝承者の方に、子どもたちはホール中に響く大きな拍手を贈っていました。
次は、セレモニーです。原爆の子の像の前で、平和を守り続けていくことを宣誓し、千羽鶴を捧げました。
最後はフィールドワークです。グループごとに公園内を回りながらガイドさんに原爆被害や各像について説明していただきました。
平和記念公園での活動全般を通じて、戦争の愚かさ、平和の尊さについて一層学びを深めました。
<宮島でショッピング>
フェリーで宮島へ到着すると、お待ちかねの買い物です。家族へのお土産を何にするか、財布と相談しながら慎重に決めていました。過去の修学旅行では、はじめに入店したお店で購入する子どもたちが多かったのですが、今年の6年生はいろいろな店を回りながらどんなものがあるか、どこの店が安いのかを見極めているようでした。家族のことを思って買ったお土産だったからでしょうか、買い物を終えた子どもたちの顔は笑顔でいっぱいでした。
<宿泊>
これまでのどの見学地でも時間を守り行動していた子どもたちです。宿でも5分前に食事会場に集合しました。食事後は従業員の方が片付けやすいよう食器を重ねます。子どもたちの成長に感心した1日目でした。
修学旅行2日目
<厳島神社>
2日目のスタートは、厳島神社の見学です。ガイドさんの説明を聞きながらうなずく子どもたち。建物を長い年月残すための工夫や、神社にまつわる人々の想いに触れ、神社が世界遺産になったことに納得していました。
<みろくの里>
子どもたちの楽しみにしていた遊園地です。昼食を食べるやいなや、子どもたちは颯爽と遊具に向かってまっしぐらです。あちこちで子どもたちの歓声が響き、笑顔の花がたくさん咲いていました。相談して乗り物を選んだり、乗る順番を決めたりするなど、班の皆が楽しめるようにと考える姿もあちこちで見られました。
<解団式>
上灘、打吹、明倫3校での旅もいよいよ終わりです。決まりよく、お互いを思いやって過ごした3校の子どもたち。中学へ進学しても協力し合うことができると感じました。お互いがさよならのあいさつをして、高梁サービスエリアを後にしました。
<到着式>
修学旅行の締めくくりです。子どもたちの整列する姿、話をしっかり聴く姿を見ていただけたと思います。この姿は到着式だけではなく、すべての場所で見られた姿です。たくさんの修学旅行での学びを、これからの学校生活でも生かしてくれることでしょう。